YouTubeの再生数を増やすためにはサムネイルが重要です。
ですがサムネイルを作るのは難しく、初めて作るサムネイルは冗談抜きでこんな感じになります。


サムネイルを作ってみたけどあまり魅力的にならなかった・・・
最初からある程度のサムネイルを作りたい!

そんなこと言われても、困っちゃう。
なんてことは言いません。サムネイルにはある程度の型が存在します。
いくつかの要点を押さえるだけで、経験がなくてもクリックされるサムネイルを作ることが可能です。
この記事では、クリックされるサムネイルの作り方についてお話します。
画像で押さえるべき要点

じゃあ早速クリックされるサムネイルの作り方を教えて下さい!

サムネイルは主に画像と文字を組み合わせて作られています。
まずは画像の要点からお話します!
1/3以上は主役を写す
文字通りの意味で、サムネイルの1/3以上は主役を写しましょう。

主役というのは、ペット動画ならペット、料理動画なら食材や料理のことです。
主役の位置は3種類
主役は左・中央・右のどこかに大きく配置しましょう。
主役にバリエーションを与える
主役が毎回同じ顔のサムネイルでは代わり映えしません。
サムネイルの主役にバリエーションを持たせて飽きさせない工夫をしましょう。

確かに、サムネイルが毎回同じ顔だと視聴者も飽きちゃいそう。
具体的には姿勢や表情、体を写す範囲などを変えることで主役にバリエーションを与えることができます。
画像で内容を伝える
サムネイルには文字を入れますが、文字はあくまで最低限の補足です。
画像を見ただけでどんな動画か想像できる状態を目指しましょう。
背景にも意味を持たせる
例えば釣り動画なら、海を背景にすることで動画の「釣り」と関連した背景になります。
ところが、ペット動画で撮影の時に写った「散らかった家の中」を背景にすると、意味のない背景になってしまいます。

サムネイルの背景は動画に関連させることが重要です。
背景に意味がないなら、主役の画像を大きくして背景を隠してしまいましょう。
ペット動画なら、ペットとおもちゃの画像を背景が見えなくなるまで拡大して配置することで関係のない背景を隠すことができます。

画像だけでもこんなに工夫できるんだね。
ちょっと画像だけ作り直してみよう!

画像を見ただけで左上の食材で右の料理を作るのが想像できますね。
背景も料理に合ったおしゃれな雰囲気になりました。

「主役は3分の1以上」、「画像で内容を伝える」、「背景に意味を持たせる」
この辺りを意識するだけでかなり印象が違ってきます。
文字で押さえるべき要点

画像はいい感じになったかも!
画像の次は文字だね。

文字についても押さえるべき要点があるのでお話します!
文字は全体の1/3以下
サムネイルが画像がメインで、文字はあくまで補足です。
文字は全体の1/3以下に抑えましょう。

文字で情報を伝えようとしすぎると、逆に伝わらないサムネイルになってしまいます。
1文は10文字以内
1文が長すぎても読みづらいと感じてしまいます。
サムネイルの1文は長くても10文字までにしましょう。

「簡単!」、「美味しい!」、「1,000円!」って文字を入れたけど、あれくらいでちょうどよかったのね。
動画を検索した時のサムネイルは意外と小さいので、長文だと文字が小さくて読めない可能性もあります。
文字を主役に被せない
サムネイルは画像がメインで、文字はあくまで補足です(2度目)。
文字が主役に被らないようにしましょう。
文字は読める大きさに
文字の大きさは、YouTube検索でサムネイルを見た時に余裕を持って読める大きさです。
具体的には、8文字でちょうど左端から右端まで届く横幅と、上下幅の1/4くらいの縦幅です。

言葉では分かりづらいので、この画像を見てください。

上下幅はサムネイルの1/4くらい。横幅は8文字分です。
書体は最初からこだわる必要はなく、自分が見て変と感じなければ大丈夫です。
目立つ色を使う
文字は色を使って目立たせましょう。
目立つ色の中でも、「赤文字+黄色枠」、「赤文字+白枠」、「黒文字+白枠」の3種類が使いやすいです。

この3種類に慣れたら他の色に挑戦しましょう。

白い枠は背景が白っぽいと見づらくなります。
文字枠が背景と同じ色の場合、文字の色と文字枠の色を入れ替えるといい感じになります。
縦字と横字を使い分ける
サムネイルは画像がメインで、文字はあくまで補足です(3度目)。
文字は画像の余白に合わせて縦字(上から下に読む)と横字(左から右に読む)を使い分けましょう。

文字だけでもこんなに考えることがあるんだ・・・
教えてもらった通りにやってみよう!

このサムネイルなら興味を持ってクリックする人がいそうですね!

画像と文字の要点を押さえることで、クリックされるサムネイルを作ることができました。
最初に作ったサムネイルと比較してみましょう。


これだけできればサムネイル作りの土台としては十分です。

いずれはこだわりが増えていくと思いますが、まずは要点を押さえたサムネイル作りに慣れることが大切です。
まとめ
この記事では、クリックされるサムネイルの作り方についてお話しました。

なんか気にすることがたくさん!
基本的なサムネイルを作るだけでも多くの要点を押さえる必要があります。
それだけサムネイル作りは難しいということですね。

特に最初は難しく感じますが、慣れてくると自然と作れるようになります。
YouTubeは新しいことを何度も繰り返して身に付けるのが基本です。
まずはこの記事の方法を真似して、クリックされるサムネイル作りに慣れましょう。
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